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イチゴカラーS-Ash8その②

前回の続きです。

イチゴカラーはNB系のラインナップで色彩を表現するために

塩基性・HC染料配合カラートリートメントを加えます。

今回はS-Ash、全体の≒80%がブルーですからベースは12.5レベルの

明るさまでメラニンを分解していますが、ブルーが多い染料のため

濃い=暗い仕上がりになります。

 

このメラニンを削るという表現を理解されている美容師さんが少ないことを

残念に思うことがよくあります。「1剤と2剤を混合して塗布すれば染まる」

「明るさと色はカラー剤に表示されている」この感覚は一般人と同じです。

 

ベースの明るさ+染料量=ヘアカラーの仕上がりつまりトーンということになります。

まだ、自信が無い方は講習会の際にご遠慮なくお尋ねください。

「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」です。

かく言う私も全てを理解できたのは40過ぎてからでした・・・。

 

染まり難い毛質にはたっぷり塗布量と長めの放置時間で対応します。

私の放置時間は仕上がり優先ですから45分放置なんてしょっちゅうです。

 

毛髪の質は人間の数ほど、つまり千差万別ですから一括りのカラー剤塗布量

などあり得ません。時間も塗布量もお一人お一人にカスタマイズする。

これすなわち最高のサービスであり顧客満足へのプロセスです。

 

 

 



今日もご覧頂きまして有り難うございます。

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