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染料の量と白髪率

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ヘアカラーメーカーが提供する白髪染めカラーチャート、明るさの目安は白髪率30%以下です。つまり、それを超える白髪率であれば染料不足のため明るく染まると考えられます。

白髪率30%に対しての明るさに比べ白髪率60%、白髪率90%では白髪が増えるに
つれて白髪を染めるための染料が不足する=白髪が明るく染まる(浮く)

白髪率が高くなればなるほど濃い染料を必要とするのでNB7、NB6、NB5と
使い分ける必要があります。

 白髪染めの場合、もっとも困難とされるのが白髪率10%未満の白髪が少ない方に明るく、しかも浮きがなくしっかり白髪が染まることです。

 今回のモデルさんへは、サロンの強い要望があり「イチゴカラー」を行いましたが、
通常であればイチゴカラーを使用することはありません。

お勧めはパウダー系酸化染料(アロマカラーDBまたはMB)を使用します。白髪率が高い場合はベースを明るくする必要が無いためアルカリ剤を用いないカラーが最適です。アロマカラーはほとんどダメージを感じません。

染料はイチゴカラーと同じジアミン類を用い、発色のために弱い酸化剤が配合されていますがアルカリ剤を含まないためにダメージレスなのです。

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左側Beforeをご覧ください前回、使用されたのが従来型(1:1)調合の白髪染めN6とのことでしたが、それでも浮いて見えますね・・・。
そこでイチゴカラーNB5を使用することにしました。NB5をたっぷり塗布後、自然放置30分

前回の既染部が少し浮いて(前々回より明るい)いるように見受けられましたので塗布量を意識的に多めにしました。イチゴカラーは他社従来型(1:1配合)と比較すると1レベル明るく染まると考えてください。故に1:1=6レベルはイチゴNB5と同等の明るさに染まります。

白髪染めで仕上がりに最も影響するのは①白髪率②毛髪の直径③毛髪の質です。

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こちらの図をご覧ください。ヘアカラーメーカーの標準は毛髪直径0.08mmの白髪率30%以下です。毛髪が細い場合は濃く(暗く)染まりやすく、白髪が太い場合は薄く(明るく)染まります。
毛髪が10万本と仮定し
簡単計算で根元新生部分が3cm伸びている場合、普通毛0.08mmと
太毛0.15mmの体積の差は2倍以上、逆に細毛0.05mm以下は太毛の三分の一
となりますのでカラー剤の塗布量も染料の量もその差に合わせる必要があるのです。

同じ染料であるNB5を使用した場合、白髪が80%を超えている場合は
染料不足で明るく染まるといえます。

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こちらのモデルさんはイチゴカラーNB8+前回までの既染部の白髪が毛先が確認できるほど浮いていましたので塗布量多めの自然放置30分、白髪率と毛髪直径、毛質により大きく明るさと染まりの差が出ます。

今日もご覧頂きまして有り難うございます。

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