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お洒落染めにジアミンが含まれている理由

1863年ドイツのホフマンがパラフェニレンジアミンを発見、以来156年間
ヘアカラーには不可欠と言われ続けてきた染料です。
しかし、アレルギー問題や環境ホルモン物質、発がん性物質は周知の事実です。

この酸化染料中間体といわれる酸化を伴う発色の特徴は酸化重合発色という仕組み
毛髪に取り込まれる際は小さな染料素が内部に浸透し、酸化剤の力を借りて
重合、つまり重なり合い大きな染料の粒へと変化しシャンプーでは抜けにくい
永久染毛料と化します。

故に白髪染めには持って来いの染料であるがため、私は「便利悪」と度々、表現しています。
酸化染料中間体=ジアミン類=永久毛染料は約5種類、その色は
①黒②黒が薄いグレー③焦げ茶④茶色⑤明るい茶の5色しかありません。
つまり、鮮やかな色彩、赤・青・黄色で組織される色はジアミン類ではありません。
では、何故、白髪が無いお洒落染めにジアミン類が含まれているのでしょう?
皆さん不思議に思いませんか?
答えは鮮やかな色彩を表現する「カップラー染料」を発色させるために便宜上配合されています。

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アルカリヘアカラー剤に配合されている染料は大きく三つに分けられます。

①酸化染料中間体=酸化重合発色、ジアミン類
②カップラー染料  発色させるためにはジアミン類を必要とする。
③直接染料     酸化を伴わない染料

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①酸化染料中間体の酸化重合の仕組み図
 グレイは黒が薄いイメージです。

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②カップラー染料と酸化染料中間体(ジアミン類)によるカップラー反応発色の仕組み図
 酸化によりジアミン類とカップラーが文字通りカップルになるため染料が少し膨らむ程度で発色する。
大手メーカー発表の色持ち1ヶ月とは「6レベル」程度の最も染料が多いカラー剤のことを解説しています。
つまり、7レベル、8レベル、9レベルとアンダーレベルが明るくなると染料も
当然薄くなりますので、その分、褪色も早くなります。明るいヘアカラーの色持ちは
5~10回のシャンプーでほとんど無くなってしまいます。
毎日シャンプーしている人は1シャン派=色持ち10日程度、2シャン派=5日程度
ということになります。これは美容師さんであれば納得される数字でしょう。
うなずいている方も多いはずです。
メーカーは発表と現実に大きな差があることに違和感を覚えていませんか?
辻褄が合わないと思っていませんでしたか?

ということでヘアカラーの色持ちは一週間程度と私は認識しています。
(シャンプーの環境で大きく変化します。)

ラクトンカラートリートメントはカテゴリーでいえば直接染料ですが・・・
(世界で初めてカラートリートメントのアルカリ化に成功し昨年特許を申請済み)
従来のカラートリートメントより明らかに色持ちが良いのも特長の一つです。

アルカリ化により毛髪を膨潤させ染料を中に閉じ込めるタイプは
これまでに無い方式のため直接染料の類と一括りに出来ないと考えています。
もう一つ、私が感じていることはカップラー染料より色持ちが良いということを
毎回、実感しています。

これらのことからお洒落染めに関しては既にラクトンカラーがあれば
従来のジアミンを含むアルカリカラー剤は必要では無くなったということが断言できます。

これから健康し、親になる若い男女のヘアカラーにはジアミン類を使わない
ラクトンカラーをお薦めしたいですね・・・。

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従来は塩基性染料、HC染料はアルカリ剤を配合しカラー剤にしても一か月程度で
色素が内部で分解し無色なると言われていました。 カラートリートメントのアルカリ化は快挙です。
ラクトンカラーの将来性は無限大です。


今日も長文をご覧いただきましてありがとうございます。

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